経営者の悩み・トラブル110番No.81
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社員の貸付金の利息について
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■質問内容

定年退職予定の社員に会社から3OO万円貸し付けしています。
いわゆる「退職金の前借り」ですが、退職金との相殺は良くないと
聞いているので、科目上は、仮払金とし、退職直前に利息をつけて
返済してもらう予定です。
税務上、利息は1O%ぐらい取らないといけないと、聞いたのですが、
この低金利の時に実情に合わないのではないかと思っています。
1O%にする必要があるのでしょうか?
利息について、税務上、どのようにしておいたら良いでしょうか?

■回答

ご質問の1O%とは、以下に記載する通達のことを指しています。

「役員または使用人に貸し付けた金銭の利息相当額については、当
該金銭が他から借り入れられて貸し付けたものであることが明らか
な場合には、その借入金の利率により、その他の場合には、おおむ
ね10%の利率により評価する。」
(基通36-49)

この文章から明らかな通り、必ずしも1O%でなければならないという
税法の規定ではありません。

上記の通達を参考にして、社会通念上妥当な範囲を逸脱しない利率
を適用すれば良いと考えます。

昨今の金融事情では社内預金の金利がO.5%である為、それ以上の金
利であれば税務上は問題ありません。

役員に対して無償で貸付をする場合は、税務当局は1O%の金利を認
定します。

なお、金銭消費貸借の証拠書類として、契約書は作成された方がよ
いでしょう。

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■編集後記

一時の連日の酷暑に比べ、だいぶ涼しくなってきました。
クーラーなど使わなくなってきたのでしょうか?電力も余裕がある
ようです。
東京電力の「でんき予報」で知ることができます。
http://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html

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「経営者の悩み・トラブル110番」
発行責任者:(有)エンジョイワーク
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