経営者の悩み・トラブル110番No.67
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退職した従業員の業務妨害について
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■質問内容

弊社で役員(常務)をやっていた者が、6O歳の定年にて退職をいたしま
した(就業規則通り)。
しかし、退職後も頻繁に店舗へ電話をかけてきたり、会社の状況を社
員に問い合わせたり、また、「まだ勤めているのか」と社員に動揺す
る言い方をしたりして対応に苦慮しています。
会社の新規事業に対しても社員に事実と反した事を言っていたり、業
務に差し支えが出て来ています。
会社の常務であったこともあり、社員は問い合わせがあると、答えざ
るを得ないようです。
この先更にエスカレートすると困りますので、早めに対処したいと思
います。
法的措置も含めて検討したいのですが、どのような方法をとれぱよい
でしょうか?

■回答

元常務の社員等に対する発言の具体的内容が相談文面では分かりませ
んが、単に電話をかけてくるのが迷惑というだけでは法的対応の根拠
としては非常に弱いと思われます。

要は具体的な発言内容がどうかということであり、信用や名誉を害す
るような事実と反する発言であれぱ名誉ないし信用毀損を理由として
損害賠償請求します。今後も反復・継続する蓋然性が強いような場合
差し止めの請求も可能です。

また、電話をかけてくる頻度や時間帯及びその際の発言内容によって
は営業妨害に該当し損害賠償や差し止め請求が可能となる場合もあり
ます。

「常務であったこともあり、社員は答えざるを得ない」とありますが、
元常務ではあっても現在は社外の人間なのですから、まず、社員に対
して社内の状況を社外の者に話しをしないように(問い合わせがあって
も答えないように)指示を徹底すベきでしょう。

また、電話があった際には、応対した社員にその際の状況について報
告させるベきです。

元常務の発言内容を記録するか録音するなどして名誉・信用を毀損す
る事実を述ベているという証拠を確保することも重要です。

このような証拠が確保できなければ損害賠償請求も差し止め請求も不
可能と思われます。

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■編集後記

歯周病に苦しんでいる。この数年間、いろいろな歯医者にかかって
歯を抜かずにきたが、どうやらこれ以上延命は無理なようだ。
左上歯3本、左下歯1本を抜き、インプラント治療の方向だが、イン
プラントは1本約42万円とのこと。歯も痛いが出費も痛い。

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「経営者の悩み・トラブル110番」
発行責任者:(有)エンジョイワーク
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問合せ先: info@enjoyworkjapan.com
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